Reader’s Digest Association , the venerable staple of doctors’ waiting rooms and middle-class bedside tables, on Monday announced plans for voluntary bankruptcy as it became the latest victim of the advertising recession.
Equity investors led by Ripplewood Holdings, who announced the $2.4bn acquisition in November 2006, will lose their entire $600m investment.
FT.com / Media - Reader’s Digest turns to Chapter 11
そういえば、Reader’s DigestがひっそりとChapter 11を申請していた件。日本ではこの「リーダイ」とTime Magazineを購読して楽しめることが、英語学習者の最終目標とされた牧歌的な時代もあったったほど、一時は有名だった。もちろん、そんなレベルで済むような甘くない時代に、僕らは生きているのだけれど。
Reader’s Digestのコンテンツは、文芸のレビューや抜き書きが中心で、それにお上品な社会時評とアメリカンジョークや引用句が加わるというものだった。たしかに、FTの”the venerable staple of doctors’ waiting rooms and middle-class bedside tables”という表現は非常に適切で、このインターネットで情報が渦巻く時代には誰も読まない雑誌の典型だろう。
例えば、The New York Review of BooksやThe New Yorkerくらいのハイブロウ層をターゲットにした文芸批評雑誌なら、残る可能性もあるのだろけれど、今の中流ターゲットのコンテンツのままに再建を目指したとしてもまたダメになるのは目に見えるようだ。
リーダイは日本版もあって、1980年代半ばくらいまで出ていたと思う。このリーダイフォーマットを似せて作ったのがマガジンハウスで出していた「ダカーポ」だったのだが、こちらも休刊している。どちらも、中流が本を読まなくなったために、必然的に時代から取り残された雑誌なんだと思う。